絆プロジェクトTRUE BONDの目的

絆プロジェクトTRUE BONDの目的

絆プロジェクトTRUE BONDでは、どんなことを目的に活動するのでしょうか?

最大の目標は『保護施設を作り、運営すること』

主にハンデを背負って産まれた子たちを迎え入れることができる施設を目指しています。
しかし私自身、このような施設の運営ができるのかを、施設を作る前に知っておかなければなりません。

なぜなら運営を始めてから『やっぱり無理でした』と辞めることは絶対にできないからです。
そこで現在4頭のミニチュアダックスと暮らしています。そのうちの2頭は先天性の病気を患って産まれてきた子です。
1頭は失明してしまう病気、もう1頭は全身の関節が緩く外れやすいという病気です。
この子たちを守り続けていけるのであれば、私が保護施設を作り運営することも決して無理な話ではないと思っています。

この子たちとの暮らしの中で、日々たくさんのことに気付かされています。例えば糞尿の量。
2019年10月16日に天国へ旅立った愛犬レイの4倍の量…、頭では分かっていましたが想像を超えるものでした。
レイのトイレは2台でしたが、現在は12台分の広さを使っています。
当然トイレシーツやトイレットペーパーの消費量も全く違います。
散歩に行くのも一苦労です。レイは“ヒョイと抱っこして”で済みましたが、当然4頭一気には抱っこできず、2頭ずつ抱っこします。
ハーネスを付けるのにも時間が掛かります。

ある問題点に気づきました

そうしている時に、ふと気づいたことがありました。
『同じように困ってる人もいるだろうな』。

ペットショップで購入したものの、飼いきれず“返品”に来る人がいるという報道を見たことはありませんか?
犬を飼い始める一人暮らしの人が増えているのはご存知でしょうか?
このような場面に遭遇した時、あなたはどう反応するでしょうか?

『なんてひどいことをしてるんだ!!』
『こんな人は犬を飼う資格なんてない!!』
『このわんちゃん、かわいそうに』
『何で犬を飼ったんですか!!』

動物好きの人は多かれ少なかれ、このような感情を抱くと思います。もちろん私もそうでした。
しかし解決策を見出すことができた人は皆無でしょう。
ややもすると誹謗中傷や非難否定をしているだけの自分自身に嫌気が差したり、憤りが収まらなかったりという経験
をされた方もいらっしゃるでしょう。

しかしその飼い主は犬が嫌いだから迎え入れたのではありません。私個人の見解ですが、虐待している飼い主はおそらくほとんどいないと思います。
ただあなたとは違う環境下で犬を飼っている“だけ”なのです。

 

【批判し合うのではなく、助け合える場所を作る】

『わんこのいえ』ではこの問題にチャレンジしていきます。
例えば一人暮らしで帰りも遅い飼い主がいるとします。散歩は休みの日だけ。
それ以外はただ家の中でゴロゴロしているだけの生活をさせています。きっとこの犬は『外で陽を浴びながら遊びたい』と思っていることでしょう。
この飼い主を批判する力と時間を、この“わんちゃん”のために使いましょう!!
そう、飼い主の代わりに『わんこのいえ』の一員となったあなたが、散歩に連れて行ってあげるのです!!(もちろん飼い主からの依頼があり、決め事の了承を得てからです)。
散歩に連れて行ってあげたい飼い主も、散歩に行きたいわんちゃんもハッピーな時間と気持ちを得られます。
かわいそうな環境を変えてあげられるあなたも、幸せな気持ちを、この飼い主とわんちゃんから与えられる。
こんな素晴らしい未来を『わんこのいえ』は作ります!!
困った時に『困ってる』と言える場所があることが救いになり、困っている人を助けることが喜びとなるのは言うまでもありません。
まさしくこの形こそ、わんちゃんが結び合わせてくれるTRUE BOND —真の絆— だとは思いませんか!?

またこの活動はブリーダーや個人の保護活動家に対しても行います。これは悪徳業者撲滅や飼育崩壊阻止にも寄与するからです。

★動物病院の紹介動画

もう一つあります。
動物病院の紹介動画の作成です。
愛犬レイは余命1か月、同様の症例での最長は3ヶ月だと宣告されました。結果的には7ヶ月生きてくれました。
あることがきっかけで病院を探し回ることになったのですが、何の情報もなく、飛び込みで30件ほどの病院へ伺いました。
運良く別々の療法で4人の医師に出会うことができましたが、動物病院を探し当てることは、想像以上に難しいものであることを知りました。
そこで院長先生をはじめ、医師にインタビューをお願いするとともに、得意分野や特殊な治療が可能であること、または犬猫以外の診療可能な動物などを紹介する動画を作るのです。
このインタビュアーや撮影などのお手伝いも『わんこのいえ』の仲間たちと進めていきたいと考えております。
ちなみに以前、知人からヤモリを見てくれる病院を知らないかと連絡が来たことがありました。
残念ながら分からなかったのですが、その子は数日後に亡くなってしまいました。
もし専門的知識をお持ちの医師に診てもらっていたら助かったかもしれません。

助け合うことで皆が幸せになれるはず

ボランティア団体はたくさんあります。そのほとんどが里親探しをメインの活動にしています。
里親として任命されるためには、多くの基準が必要です。年収制限や家族構成への条件、親族の念書などなど、そこまで必要かと少し疑問に感じる条件をクリアしなければならない場合もあります。
これまでに『保護犬を飼いたいと思っても、そう簡単に里親にはなれない』と嘆いている人に会ったこともありました。
しかし里子に出しても、そこで“適切な飼育”がしてもらえないとなっては意味がないとい
う思いから、厳しい審査を通過した人だけに譲渡することになったので、正しい判断だと思います。

またある人はこう唱えます。『ペットショップを無くせばいい』と。
たしかにショーケースで販売される子犬たちは、生後2ヶ月程度で母親から引き離され、毎日入れ替わり立ち替わりで知らない人たちの干渉を受けます。
売れ残った子犬たちは一体どうなるんだろう?そんな問いに対する明確な答えはどこにもありません。
気づいたらいなくなったあの子は売れたのか、それとも他の店に移ったのか?時々不安を感じることもありますよね。
私は保護活動を始めるに当たり、ネット等で調べた犬猫の販売を行っている企業16社に問い合わせをしました。
時々テレビの報道番組でも取り上げられる『引き取り屋』の存在が本当なのかを知りたかった内容の一つです。
ところが返ってきたのはたったの5社、その回答を要約すると『適切な方法で責任を持っております』でした。
一社はブリーダーへ終生飼養の覚書を取り交わした上で返すとのことでした。

『だからペットショップを無くせばいいんだ』
こう唱える方を私もたくさん知っています。
しかしこれは簡単な問題ではありません。
最大の要素は、そこで働く人々の生活はどうするのか?でしょう。
そもそもペットショップを無くせば、本当に問題が解決するのでしょうか?

私はこう考えます。
『悪徳業者を撲滅することが、問題解決への近道である』と。

しかし悪徳業者にも種類があると考えます。
例えば劣悪な環境になっているのは、手が回らないことが原因かもしれない。
この場合は私たちがお手伝いをするだけで解決する問題かもしれません。
売れ残った子犬が“返品”され、その子たちを養っているうちに飼育崩壊していたというブ
リーダーも存在したようですが、前述同様お世話のお手伝いをすることが解決に導くのか
もしれませんし、里親探しをするのがベストかもしれません。
私が伝えたいのは『すでに生じた環境を壊さなくても、わんちゃんたちの幸せが作れる』ということなのです。
理想論かもしれませんが、理想を追い求めるのがボランティアチーム『わんこのいえ』の役割だと信じて活動を開始しました。

レイはどんな時でも私を信じて、私だけを愛し、私のために生きてくれました。
わんちゃんたちは“無償の愛”を与えてくれます。決して誰かを責めたり、誰かのせいにして言い逃れをしたりはしません。
わんちゃんたちは“見返りを求めない愛”を与えてくれます。恩着せがましくすることも、恩返しを期待することもありません。
ただ飼い主を愛し、信じて、癒やしを与え続けてくれるのです。

そんなわんちゃんたちが、自分たちのために争い事が起きたり、不幸な誰かを生み出すことを望んでいると思いますか?

私は『わんこのいえ』は、愛犬レイが遺してくれた愛の証しだと思っています。
たくさんのわんちゃんたちと、多くの動物が好きな人々の愛を、ここに集結できたら嬉しいです。